今回は、癒しの旅だったので、その目的は十分達したと言えるでしょう。

トータルの金額も30万いかなかったし、民泊も良かった。

そりゃ、嫌な思いもしたけれど、特によかったのはポーランドクラクフ
チェコは観光地なので、観光体験は割り引いて考えている。
そこまで観光地でないポーランドで、歴史ある町並み、
公園でくつろぐ人々、ローラースケートで夜の街を走る中学生の集団。
そして、ラジカセから鳴らしてた曲が、「You make me」だったのも良いです。

それに比べると、一泊しかしなかったワルシャワはほとんど見ることができていない。

今年のゴールデンウイークは、後半にも予定が埋められていて、
ブログをまとめるのに時間がかかってしまった。

私の場合、「地球の歩き方」を買ったときから旅行が始まり、
ブログの記事を「はてな」にアップしたときに旅行が終わる。

それゆえ、旅行を閉められないままズルズル仕事に入ってしまった。

けじめをつけるために、ここで筆を置かせていただきます。


また次回、どこかで。

乗り継ぎ

再びモスクワの空港で乗り継ぎ。

この空港は、タバコが吸えないから好きじゃない。

乗り継ぎは5時間もあるし、東京行きは1時間の遅延と来ている。

スパゲッティーが食べたくなって、ランチに立ち寄ったのはイタリアン。
シェフのお勧めを頼んだら、ムール貝イカ墨のパスタだった。

味はまあまあ、
チップはカードで受け付けないようで、
ドルかユーロかルーブルが良いようなのだが、
どれも持ち合わせがなく、
使い残しのゾロチで20渡したら、喜んでくれた。

ポーランド航空

全ての日程を終え、帰路。
モスクワへ向かったのは、ポーランド航空とのコードシェア便

ポーランド航空って、機内食もジュースも有料なんだね。
サービスは悪くないのだが、LCCなのかな?

7upを5ゾロチで買ったら、あとから無料コーヒーのサービスがあった。

それを先に言ってくれ。

名誉回復

昨日の対応が、あの店だけであることを確かめるために、今日もポーランド料理店に行ってみよう。

ワルシャワで訪れたこの店。
こちらも伝統料理が売りの店だ。

女性店員の民族衣装がかわいらしい。

となりの席が日本人グループだったので、残念ながら料理の写真を撮るのはやめた。

食前酒、cavaをグラスで。
(スペインだけどね)

水も頼まれますか?ときかれたので、無炭酸のものを1ボトル。

前菜はシェフのお勧め、アスパラガスのサラダ。

それと、メインで、豚の煮込み。

「perfect」
って言われた。うんうん、いい接客じゃないですか。

アスパラガスのサラダ。
アスパラガスを煮たものに、バターや卵、きのこのみじん切り。
ハーブが乗ってる。

「This is really good.」って言いました。

それから豚の煮物。
どこの部分だろう、臀部かな?
丸ごとお皿に乗っかってて、見た目のインパクト大。
写真でお見せできないのが残念。

玉ねぎの煮物などが周りに乗せられている。
なんというか、純朴な味。
チェコ料理が、ソースで味付けするものであるとすれば、
ポーランド料理は、素材の味をそのまま味わうのかな。

脂肪の部分などもあるので、ちょっと厳しかったが、何とか完食。

お会計93zにチップもプラスし、
ダブルチェック、と、お会計を二度確認してくれたところも良いです。

ここの接客天国ですね。

「Thank you very much.」

って言ってお店を後にしました。

ワルシャワへ

翌日は、準備万端整えて、昼の12時にホストさんと待ち合わせ。

いやー、実に良い民泊でした。

チェックアウトしてから駅で1時間ほど時間をつぶして、インターシティ(新幹線のようなもの)でワルシャワを目指す。


座席は中央から固定式で、私の乗った席は後ろ向きに走ることになった。

各座席にコンセントあり。wifiは不明。


ポーランド語と英語でアナウンスしてくれるのはよいのだが、
英語になまりがあるし、固有名詞が早すぎて、
「station」
とか
「good bye」
ぐらいしか認識できない。

液晶ディスプレイはあるのに、流れているのは広告で、
いま、どこを走っているか分からないのは不安なものである。

ここは日本の新幹線のように、吹き込みでアナウンスが正解かな。

トホホな体験

実は私は、エスニック料理のブログも持っていて、
ポーランド料理はレポートしたことがないので、
オーセンティックな店に行って書こうと思っていた。

店名は伏せるが、クラシカルな店に行った。

お好きな席にお座りください。
と、ここまではよかった。

どうも、対応がつっけんどんで、「英語ができない」と思われてるのかな?

伝統的ポーランド料理、というので、カツレツのようなものを注文した。
それとお勧めを聞いて、スープも。
飲み物はビール。

WARCAと言うビール。
あっさり目でおいしい。

それからスープ。
これは、牛のだしかな?きのこが入っている
非常においしい。ポーランド料理って、こんなにおいしいんだ。

対応が悪いのは、コンバースにスウェットという格好で来たからかな?

でも、回りの欧米人も似たような格好だしな。

カツレツ。
うーん、一人には多い量。
あてに、パンがつくのかと思っていたけど出なかった。

シンプルなカツレツの味だ。アルファルファ(牧草の一種)が添えられており、
下には、ナポリタンの具のようなものがつめられている。
ポテサラも添えられている。

これは2人で取り分けるのがベストかな。

コーヒーを頼んでから、お会計。

71z
安い。

値段も味も言うことなしなのだが、この上から目線の対応は何だ。
チップは払いたくなかったが、そういうわけにも行かず。

それまで、ポーランド好きになりかけてたのに、一気に冷や水を浴びせられた。

よって、この記事は、エスニックのほうのブログには載せない。

帰り道に、Gentleman's club(ストリップ)の客引きに合ったのもトホホな体験となった。

クラクフ観光

なんか、ポーランドってのんびりしていて良いねえ。

公園を歩き、ヴァヴェル城へ。



トラムも走っていて、なかなか画になる。



ここは、入場料を取られるはずなのだが、
途中一度も呼び止められることなく、見学ができた。

そこから、「王の道」を通って、メインの見所を探索。





アジア系の観光客はいない。
多いのはドイツ人。

この街は大戦で被害を受けなかったので、
古い建物がそのまま残ってるらしく、
どこをとっても歴史を感じる。

クラクフのお宿

ホストが部屋で待っていてくれた。


IKEAの家具で統一された、スタイリッシュな部屋。
本当にここが3000円代?

簡単な見所の説明があったので、日本から持ってきたお土産を渡す。

落ち着く部屋だなあ。
本当は、クラクフに来たのは、アウシュビッツを見るためだったが、
さすがに疲れているので、クラクフでグダグダ過ごすことに決めた。

夕食は、インド料理にした。
ウエイターさんが好みのタイプだった。

クラクフへ

翌朝、
朝9:40のバスで、ポーランドクラクフへ向かう。

これはLCCバスなのかな?やけに安いけど。
空いていたので、二席を独り占めできた。

車内はWifiがつながるので、日本にいる友達とLineで遊ぶ。
確かに交通機関Wifi環境に関しては、欧州の方が進んでいるな。

途中で5分停車。
売店で昼食のサンドイッチを買う。

戻ってくると、バスがいない。

いま走り出したあのバスかな?

ダッシュで追いかける。
バスは止まってくれたが、
「このバスじゃないよ」
と言われる。

バスターミナルに戻ると、バスはちゃんといて
「何をやっていたんだ!」と言う身振りで怒られる。

まあ、でも、どこだか分からない街に置いてけぼりにされなくて良かった。

18:00クラクフ着。
両替をしてから、Airbnbの宿へと向かう。

プラハの晩餐

せっかくプラハまで来たのだから、
倹約ばかりじゃなくて、ちゃんとしたレストランにも行ってみたい。

訪れたのはこちら、「Restaurant Ungelt」

外観の写真を取っていると、店員さんに「どういたしましたか」
と呼び止められる。

「ここで食事したいんです」
とこたえると、
「もちろんです。ようこそ」

店内に招き入れられる。

こんなゴージャスな店内では写真を取れないなあと思いつつ、
他に客が誰もいなかったので
「写真をとってもいいですか?」と聞いてみた。

「かまいませんよ」

へー、聞いてみるもんだね。

まず前菜が出てきて、
ムースとピノからスタート。

そして、メインはこの店の「今日入った魚」を料理してくれるそうなので、
それまでの間のつなぎに、牡蠣か、「トト」とか言う一品を勧められた。

「トト?」聞いたことないな。それにして見ましょうか。

ドライアイスの上に、牡蠣貝を乗せ、その上にアイスクリームとフォアグラ、
海老が載っている、えらく高級そうな一品。

アイスクリームにも、魚介のダシが入ってて、おいしいですね。

メインと合わせるワインはリースリングを勧められた。

リースリングは甘すぎませんか?」
ときいたら、
「そんなことないですよ、糖分も控えめでドライなワインです」
と、
この人はソムリエらしいので、任せることにしようか。

リースリング、確かに甘くない。
酸味がある。
そして、メインの川魚が運ばれてきて、目の前でさばいて骨をとってくれた。
天然塩を振りかけて、「召し上がれ」と。


魚そのものは淡白なのだが、ワインとの相性がばっちりだ。

「このワイン、とてもいいですね。」

と言ったら、

私の本当のお勧めはシュナンです。ボトル単位でしかお出ししていないのですが、
と言いつつ、グラスで出してくれた。

出してくれたのはいいのだが、バターのアロマ、複雑なアロマで、
味もミネラル分に富んでいるが、私の好みではなかった。

そして、デザートを頼むことにしよう。
チョコレート。
これには、プラハ醸造したワインがありまして、それが合うと思います。
ボトル単位でしかお出ししていないのですが、お求めになってはいかがですか?

「いやーバックパックで旅行してるので、運べないですよ」
と言ったら、これもグラスで出してくれた。


確かにチョコレートに合うワインだ。ポートワインみたいだね。

と、まあ、いろいろ良くしてくれたので、チップを弾もうと思ったら、
お会計が2991kcにもなっていた。

すいていたから、サービスしてくれたのかな。
プラハ最後の夜の、良い思い出になりました。

お約束の

車については、EUは関税の規制がかかっているのか、
欧州車が圧倒的に多い。

VWシトロエンプジョーとかね。

でもマツダが走っているのは見たな。
日産のディーラーも見かけた。
珍しいところでは、タタ(インド車)が走っているのをはじめてみた。

観光的なこと

民泊においてあるガイドブックを見てみると、
プラハにきたらカレル橋というところは見ておかないといけないようだ。

旧市街、火薬門からツェレトゥナー通りを通って、旧市街広場へ。

広場は人が多いけど、アジア系は少なく、いても中国・韓国・タイ人
日本語は聞かないな。

みやげ物屋を冷やかしながらカレル通りを通ってカレル橋へ
建物に重厚感があるね。


ヴルタヴァ河越しに見えるプラハ城も荘厳だ。

橋にはフランシスコ・ザビエルの像もあるそうだが、
どれがそれだか分からなかった。

一体一体の像の存在感がすごいね。
かなり昔にトレビの泉に行ったときも思ったけど、
いくら写真を見ても、実物にはかなわないね。

プラハ城はパスして引き返す。

アーチの下を通るトラムってのがおもしろい。

時差順応

翌、25日

幸運なことにいい天気だ。

朝から来年の年賀状用に、トラムと市街と一緒に写った写真を
撮りに出かける。

三脚が大活躍。

スーパーが7時から開いていたので、
昨日買い忘れたドレッシングも購入。
ついでにフォークとスプーンも。

イタリアンドレッシングだけど、シーザーサラダ用みたいに濃厚だった。
一人では使い切れないので、冷蔵庫に残していく。

昨日洗濯するときに、前の人の残してくれた洗剤も使ったしね。

プラハの家

Airbnbで手配した物件がこちら。


61平米と、1人にはちょっと広すぎたかな。

ホストに日本の手土産を渡してから、買い物に出かける。

こちらのスーパーは、チーズの種類が豊富だね。
サラダを買ったのはいいが、ドレッシングを買い忘れる。

ここは旧市街の中心地なんだね。
火薬門のすぐ近く。

写真撮影は明日だな。晴れるといいな。

再びプラハへ

4日目は、朝食を切り上げると、タクシーでバスターミナルへ。

電車なら331コロナだが、バスなら165コルナと、半値で帰れるので。


車中は飲み物のサービスがあり、窓から広がるのは一面の牧草。
日本でも、北海道ならこういう景色が見られるのかな?

フローレンツバスターミナルに到着。
まずは、翌々日の、クラクフまでのチケットを購入。
349コルナだった。

Airbnbの物件までは、徒歩で14分と出た。
歩こうかな?タクシーで行こうかな?

タクシーの運転手に聞いてみると、250コルナと言われた。
高すぎないか?それなら歩くよ。