優しさに触れて
最終日。
明日から入用のお土産をスーツケースで持ち帰らなければならないため、
あふれた荷物をEMSで発送する。
実際に行ってみると、EMSの事務所はミャンマーの役所の一つかな?
雑然と段ボールが並べられており、人が行列を作っている。
ミャンマーの役人は女性が多い印象。
タクシーの運転手が、日本語が話せる人だったので、通訳などいろいろ手伝ってもらったお礼に、お昼をご馳走することにした。
2時の待ち合わせ。
運転手は、約束より早く待っていた。
彼オススメの食堂に行くが、なぜか、彼は注文しない。
「12時に食べた」と言って、私が「えっ」てなると
いいから食べて、と。
続いて、今回の旅行で何度も食べている、緑茶葉のスープ。
お会計を払おうとすると、彼が、
「僕がおごる」といって、強く断ったのだが
何やら奥の方へ行き、会計を済ませてしまった。
これじゃあお世話になりっぱなしじゃないか。
こういうのは、お金の問題ではないのだ。