中国茶の効用

嘉義の駅に戻ると、中国茶を飲んでみたくなった。
案内所で教わった住所に行ってみると、お茶屋さんがあった。
例によって全く英語が通じない。
ガイドブックの「何が買いたいのですか?」というところを指さして聞いてくる。
「飲みたいだけだ」とジェスチャー混じりに伝えたが、通じない。
ここはリテールしかやってないじゃないか。
しかもウーロン茶をさかんに勧めてくる。
仕方なく、一番小さいパッケージの「東方美人茶」みたいなのを買い、
ここで飲ませてくれと交渉。
「ウーロン茶を飲ませてやるから」といって飲ませてくれた。
たしかに美味い。飲んでいるうちにリラックスしてきた。
そのうち、「今日はここで泊まって行きなさい」みたいなことを言い出した。
これにはちょっとびっくり。日本じゃまずあり得ないだろう。
さすがに辞退した。
宿に帰ると、荷物になるので
買ったばかりの「東方美人茶」を受付のおばちゃんにあげた。
それ以来、おばちゃんが色目を使ってくるようになり閉口。

漢字のポカリスエット(本文とは関係ありません)ちなみに日本のポカリスエットって、外国人が見ると「汗の缶詰」みたいに見えるそうだ