ありふれた森林

阿里山駅に着いた。
拍子抜けするほど暖かい。
このためだけに持ってきた防寒着は完全に無用の長物になってしまった。
観光地の風情は日本と大して変わりがなく、みやげ物屋と食堂が並んでいる。
あたりを一時間ほど散策した。
台湾の人々にとっては、温帯の草木は珍しいのかもしれないが、
日本人の私にとっては、普通の森林である。
桜が咲いていた以外は特に面白いものはなく、さっさと下山する。
下山は安いのでバスを利用。
カーブの連続ですっかり気持ち悪くなってしまった。

このいかにも中国風な建物は郵便局だそうだ