気分はマハラジャ

24時間ぶりに吸うタバコがうまい。
ここはカルカッタ
列車の長旅で疲れたし、最後の夜なので、
奮発して5つ星の高級ホテルに泊まった。
設備、サービス、心配りなど、
何もかも至れり尽くせりで
気分はマハラジャである。
用もないのに部屋係が入ってきて、
ベッドを直したりするのには閉口したが。
「チップはあげないよ」というと、苦笑いして出ていった。

カルカッタの街は、人、動物、車のクラクションの喧噪。
まさしく、私の求めていたカオスのイメージ。