2005-08-30 列車にて ベナレスからカルカッタへは二等の寝台で向かった。 周りの人から、荷物をよく見ておくように何度も言われた。 駅に着くたびに、窓越しにチャーイを売る人、駅弁を売る人、 サンダル(?)を売る人が声を張り上げる。 かつて私が小さかった頃、日本の鉄道もこんなだったと想い出す。 車内では、子供の乞食が私の足にしがみつく。 少なくとも、現在の東京ではほとんど見られない、 人と人のぶつかり合いである。