ブルーマウンテンズツアー2
2009/8/25 午後
帰り、みやげ物屋に寄り、フェリー乗り場で下ろされた。
「ここでフェリーに乗り換えてください」と言っていたようなのだが、ボーっとしていて聞いていなかった。(聞き取れなかった?)
人の流れを無視して、トイレに行っている間に、フェリーが出航してしまったのだ。
どのコーチに乗り換えるのかなと思って係員に聞くと、フェリーに乗らなければいけなかったらしい。
タクシーで宿まで帰ると100豪ドルはかかると。次のフェリーは45分後。
中の一人が、僕でよかったら送っていくよ と言っている。
あなたなら、どうする?
私は迷ったが、好意に甘えてしまう。
「外国人が途方に暮れている姿を見たくないんだ」というこの青年は、日本人の彼女と付き合ったことがあるらしい。
その彼女に感謝しなければならない。日本を良く思ってくれているのだから。
他意がなく優しいんだね。なんとお礼をいったらいいかわからなかったので、「気を悪くしないで欲しいんだけど、これは本心からのお礼」と寸志を渡した。最初は固辞していたけど、「宝くじでも買うよ」って。
私は外国で、このような親切な人に何度助けられたか知らない。
家族経営の旅行社をやっていると言うので、名前だけ紹介しておく。